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アイアンショットの上達は
ゴルフスイング全体の技術を向上させます

ミドルアイアンとロングアイアンのポイント

ミドルは安全にグリーンに近づける事が第一

ミドルアイアンで大変重要なことは、より安全にグリーンにボールを近づけるということだと言えるでしょう。

アイアンクラブのイメージ1 プロ級ともなれば、ミドルアイアンでは絶対的にグリーンをとらえなければなりませんが、アベレージゴルファーのクラスであれば必ずしもグリーンを完全につかまえるクラブであるとも言い切れません。

むしろ精神的にはグリーンにボールを近づけていくというくらいの余裕をもってスイングをしていったほうが、グリーンを確実にとらえることにつながるという理解で良いでしょう。

アベレージゴルファーのプレーを見ているとよくミドルアイアンで無理にでもピンを狙う傾向が見られます。

ミドルアイアンとは基本的に4~6Iのことですが、4番アイアンや5番アイアンではプロのレベルでもグリーンをはずすケースがあるくらいです。

ましてや、アマチュアゴルファーの場合、ピンをデッドに狙っていったりすると、思いもしない大叩きをすることも考えれれます。

しかし、このことに不思議と気づいていないゴルファーが意外にも多いものです。

ミドルアイアンは、ドライバーとショートアイアンの中間のクラブという位置づけになるでしょう。

しかし、スイングそのものに関してはドライバーからロングアイアン、さらには7番アイアンぐらいまでほとんど変わりません。

そのため、リキミの入ったゴルフスイングになってしまうかどうかが結果を大きく分けるということにつながります。

どのクラブに関しても8割の力加減でスイングするべきだとこれまで強調してきていますが、この点に関しては特にミドルアイアンの場合には重要性が高いポイントになります。

しかし、精神的にピンをデッドに狙おうとか、グリーンのあるエリアだけをつかまえようとかいう迫いつめられた気持ちでゴルフスイングしてしまうと、どうしても8割のスイングはできません。

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下手をすれば、110~120パーセントの力でボールを打ってしまうことにつながっていくことでしょう。

アマチュアゴルファーに見られるパターンとして、クラブフェースをかぶせ気味にして力まかせにクラブを振って弾丸ライナーのようなショットを放って満足している例があります。

また、その飛距離を自慢するタイプの人も見受けられますが、これはスコアメイクの観点に立てば大きなマイナスだと言えるでしょう。

アイアンクラブのイメージ2 ミドルアイアンに限らず、ゴルフクラブはどのクラブにおいても余裕がある状態でスイングすることが必要です。

余裕があるという意味は、つねに自分の力の7、8割の力でボールを打っていくということを意味しています。

そうした気持ちを持てた時、やっとスコアメイクを考えるだけの余裕が生まれてくるものです。

アイアンクラブのイメージ3 グリーンにボールを近づけようとするごくシンプルな考え方で打つほうが結果的にはミドルアイアンの場合には大きな効果が生まれるものです。

そして、最終的にグリーンをつかまえることにつながってくるのです。この点を十分に理解した上でミドルアイアンの基本を学ぶ姿勢が大切でしょう。

ミドルアイアンで距離を欲ばった攻め方ばかりを模索してしていると、スコアメイクは大きく崩れてしまい、その影響がパッティングなどに及んで、本来の自分のペースを見失ったつまらないゴルフプレーになりがちです。

ミドルアイアンのショットのポイント

ミドルアイアンは一番多く使われるゴルフクラブかもしれません。飛距離も大切ですがそれよりも方向性が重視されるということは再三述べてきました。

アイアンクラブのイメージ4 スタンスに関してはちょど肩幅と同じくらいになり、体の中心もボールに寄った形になってきます。スイングの最下点よりも手前でボールを捉えるのが特徴でしょう。

ミドルアイアンはスコアメイクのカギとなる使用頻度のかなり高いクラブのひとつです。

単純に飛ばすための目的のドライバーと違って、グリーンをダイレクトに狙う方向性を重視したクラブなのです。

ミドルアイアンで仮に思い切りボールを飛ばしたとしても、グリーンオーバーしては何の意味があるのでしょうか。

ミドルアイアンの場合、キャリーの距離を正確に知っておく必要性が高くなります。

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バンカー越えや池越えの状況では、転がしてグリーンを狙うことはかなわないためです。

近年の新しくオープンしているゴルフ場ではグリーン回りに池や深いバンカーを配置するといった工夫などが施されていて、以前よりも難易度は上がっています。

そのため、それぞれのクラブの正確なキャリーの距離を知っておく必要性は上がっています。

ミドルアイアンは距離はもちろんですが、それと同じく方向性が一番要求されるゴルフクラブのひとつです。

ピンが左サイドのバンカー近くに切られているような状況なら、あえてリスクを背負って左サイドをダイレクトに狙わなくてはいけないシーンもあるでしょう。

単純に飛ばすことが目的のクラブとは違って、トップ・オブ・スイングもコンパクトに仕上げて、絶対に大振りすることは避けなければいけません。

ウエートシフトもそれほど意識せずに、あくまで身体の回転運動でクラブを振ることを忘れないようにしましょう。

ロングアイアンは難しいのか?

ロングアイアンは非常に難しいゴルフクラブだという認識が広くなされているようです。

とりわけ、アベレージゴルファーにとってはドライバーよりももっと難しいゴルフクラブだという印象が強いようです。

けれども、プロの視点から見るとロングアイアンは非常に有効的なゴルフクラブのひとつであり、必ずしも難しくはないと考える人も多いようです。

ロングアイアンを使用する場合、まずアベレージゴルファーの多くはボールを遠くへ飛ばそうと考えるでしょう。

また、遠くへ飛ばなければロングアイアンを使う意味がないとさえ考える傾向が強いようです。

しかし、こうした考え方に凝り固まっているといつまでたってもロングアイアンを使いこなすことはかなわないでしょう。

アイアンクラブのイメージ6 ロングアイアンはジャストミートを心がけるだけで、ボールを遠くへ飛ばすことができるクラブなのだと考えるべきです。

無理やり飛ばそうとする必要は全くありません。それは、シャフトはそれなりに長い上に、クラブヘッドのロフトもそれなりについているためです。

そのため、ロングアイアンでは力まずに軽くスイングすることができれば、飛距離はかなり出るでしょう。

ロングアイアンに対して一般ゴルファーは、ゴルフスイングに入る前から色々な思いに囚われて、先入観念を持ってしまうことが少なくありません。

例えば、ボールが高く上がらないのではないかとか、フルスイングすることこそがロングアイアンの基本となる条件として受け入れなければいけないと言った具合に考えてしまう傾向があります。

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ロングアイアンといえどもスイング理論からすればほかのゴルフクラブと何も違ったことはないのにそう思い込んでいるフシがあるのです。

ドライバーからはじまってウェッジに至るまで、スイング自体は共通したものです。

テンポよくなめらかにクラブを振ることで、そのクラブに見合った距離は出るのは確かなことです。

ロングアイアンを使う際に、まずゴルファー自身が意識しなければいけないポイントは、ジャストミートを心がけることだけで構わないのです。

どうやって、ジャストミートさせるかがロングアイアンを使いこなす場合にもキーポイントになってくることです。

ジャストミートするには体が必要以上に動いてはいけませんし、大振りしてもだめです。

こうしたチェックポイントがいくつかあることは確かですが、そのポイントについてはこれから説明していきましょう。

ゴルフスイングのスタートを3番アイアンから覚え始めたという人もいます。

例えば、スペインのセペ・バレステロスもその一人で3番アイアンからゴルフをはじめています。

ロングアイアンからゴルフの練習をはじめたほうがスイングの上達は早いという考え方もあるくらいです。

ゴルファーが持つ先入観の中ではロングアイアンは難しいゴルフクラブだという考え方があることは確かです。

逆に、この最も難しいと考えられているクラプからゴルフ人生をスタートすれば、他のクラブは必然的にやさしくなるとも言えるでしょう。

まず必要なことは、ロングアイアンをうまく使いこなせるかどうかのカギになるのは、脳裏からロングアイアンがとてもやっかいなクラブだという考え方を取り除くことでしょう。

ロングアイアンもショートアイアンもスイング理論から見れば何ら違いはありません。これが、ドライバーであっても同じなのです。

アイアンクラブのイメージ5 肝心なのは、8割の力加減で打ってジャストミートさせることに尽きるのです。この基本的な考え方を今一度理解しなおすようにしましょう。

ここで間違ってしまうと、どんなに優れたレッスンプロに教わっても、ロングアイアンをマスターすることは難しいことになります。

ロングアイアンだからと言って大振りする必要は全くありません。

コンパクトなスイングでジャストミー卜させることがロングアイアンを使う場合においても一番のポイントなのです。

クラブが短くなれば、自然とダウンブロ一になる

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アイアンクラブはダウンブローなインパクトが基本だと言うのが一般的な見解でしょう。

ゴルフスイングで意図的にダウンブローに打つというイメージではなく、ゴルフクラブの構造上どうしてもそうなると理解すべきです。

構造上という意味はクラブの長さを意味しています。ロングアイアンがショートアイアンになっても基本的な振り方に違いはありません。

しかし、短いクラブになる方が入射角が鋭角的になるため、結果的にダウンブローになるという意味です。

3本の長さの異なるアイアンクラブを同時に持ってみるとわかりますが、ミドルアイアンの長さになれば自然に入射角も鋭角的になるという点が理解できるでしょう。

ロングアイアンはターフを取る、取らないと言う話ではなく、クラブの長さが長いために入射角が緩やかになって、結果的に取れないという理解が正しいでしょう。

ダウンブローを意識したアイアンショットをしも、理屈の上で鋭角軌道にはなりにくいと言う点を理解しましょう。

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