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アイアンショットの上達は
ゴルフスイング全体の技術を向上させます

ハンデキャップをアップさせるコツ

ハンデキャップをアップさせるコツについていくつかのポイントを説明していきましょう。大切なことの一つは、状況に応じたアイアンショットがこなせてこそはじめてハンデがアップするという点にあります。

アイアンクラブのイメージ6 ロングアイアンからはじめってショートアイアンに至るまで、それぞれのクラブにはそれぞれの機能が委ねられています。

ボールのライや周囲の状況に最適なゴルフクラブを正しく選択し、正確なショットを重ねてゆかなければハンディキャップは良くなりません。

人によっては100の壁をなかなか越えられない人もいるでしょうし、アベレージゴルファーの位置にずっと止まっている人もいることでしょう。

あるいは、シングルプレーヤーを目前にしている人までもそこには存在します。どういったポジションにいる場合でもアイアンクラブを自在に使いこなすことが避けられないことなのです。

初歩のうちはビギナーズラックのショットに期待するのも構いませんが、それを少しずつ減らしてゆく努力がハンデの壁を克服していくという意味になります。

手前で止める8割のパワーのスイングがフルスイング

どんなゴルフクラブを手にした時には当てはまることですが、体のそれぞれの部分に余分な力を入れず、8割の力でリラックスしたスイングを心がけることが一番大事なことであるという点については再三強調してきたつもりです。

アイアンクラブのイメージ5 これでもかと言うくらいの力をボールにぶつけるゴルフスイングをする初心者が少なくありません。しかし、そのほとんどの場合には弾道には安定性が欠けています。

飛ばす醍醐味もゴルフの魅力のひとつでしょうが、正確なショットに重点を置くようにすることを優先する考え方に頭を切り換えるべきなのです。

スイングにリキミが入っていれば必ずどこかに無理が生じてきて、スイングプレーンの乱れとなるのが目に見えています。

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グリーンをとらえようとするショットを打つ状況にあるのなら、ピンを狙ってオーバーすることを避けて必ず手前で止めるショットを徹底して体に覚え込ませるトレーニングを積み重ねるべきです。

そのリラックスした8割のパアーでのショットを自分のフルスイングなのだと考えることがよいのです。

それをしっかりと自分のリズムとして覚えこんですべてのショットに適応してゆくことが、ハンデを少なくする遠回りではなく近道となるはずなのです。

8割の力のスイングでそれぞれのクラブの飛距離を把握する

周囲の人の影響を受けてしまってまどわされることは避けるべきであり、8割の力のスイングを身につけることができれば、次のステップではそのスイングにおいてそれぞれのクラブでどのくらいボールが飛ぶのかをつかんでおくことです。

自分のペースの中で自分なりの飛距離がどの程度であるのかを理解しておくことは、次にどうつなげるのか決め手となるのは言うまでもありません。

アイアンクラブのイメージ3 その上、ゲームプランとも非常に密接に関係してくるのです。この事実はまた、自分の持つテクニック以上の無暴な攻略法を選択してパーを狙うのでありません。

ボギーペースを第一の目標として、プラス9打もありうるのだという気持ちの割り切り方をして、100の壁を克服するきっかけともなってくるのです。

ダウンスイング初期と音

ゴルフスイングの中で、ヘッドスピードか最速となるタイミングはインパクトからフォロースルーにかけてであることはもうすでにお分かりかもしれません。

このタイミングでクラブヘッドが風を切るビュッという音が聞こえるように心がけたスイングを目指すわけです。

素振りをするだけでもそれが実感できるはずなのです。とは言え、この音がダウンスイングの初期の時点で早くも聞こえるという初心者も少なくありません。

これはまさしく右手の利かせすぎが原因となっているケースであり、ここで最大限の力の入ったスイングによっておこる現象です。

アイアンクラブのイメージ2 この現象のゴルフスイングをしてしまうと、一番大切なインパクトの時点ではパワーが半減してしまうことになってしまいます。

そればかりではなく、スイングプレーンにゆがみが生じる原因にもなってきます。この間違ったゴルフスイングのくせは早い段階で直してやる必要があるでしょう。

考えすぎると体は硬直してしまう

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アドレスをするまでの期間は別なのですが、セットアップした後にやたらと時間を費やして、何度も繰り返しワッグルを繰り返す人もよくいるものです。

こうした行為のデメリットは、その時間の経過が長くなるにつれて、体の各部の筋肉がコチコチに硬直してしまうということにあると言えるでしょう。

こうなるのはその人のリズムが守られているという見方ではなく、ゴルフスイングの1つ1つのアクションをあれこれと考えすぎるために起きることだと考えてよいでしょう。

極端に考えすぎている要素はいくつも挙げられます。バックスイングでのコックの位置、トップ・オブ・スイングでのシャフトやグリップの位置、またインパクトやフォロースルーもそうです。

そしてフィニッシュの形のとり方といったことなど、あまりに多くのことを神経質に考えすぎているわけなのです。

これでは徐々に腕や体が硬直してくることになり、ゴルフスイングはぎこちないものになるばかりです。

深く考え込むことはしないで、アドレスからフィニッシュまで、なめらかなテンポとリズムで一連のスイング動作をすべきなのです。

そのためには、やはり練習を積んで本番では深く考えなくても自然にその動作ができるように訓練する必要があると思われます。

右手を優先したリキミのあるゴルフスイングはミスの元

以上に述べたこととも密接に関係しますが、右手を利かせすぎることで右手のパワーでのショットになると、右ひじや肩に力が入りすぎることになります。

アイアンクラブのイメージ1 そればかりか、少しずつ身体の他の個所にも余分なリキミ加わって、体が硬直してしまうことにもなるわけです。

数限りなく存在するミスショットの根本的な原因になるといっても言い過ぎではないと思います。

この弊害をなくするためには、右手の力を抑える効果のあるオーバーラッピング・グリップにした方が良いということを想起してください。

あくまでもゴルフスイングは左腕のリードではじまって、右手はパワーを添えるというのが基本的な考え方なのです。

苦手なクラブ

苦手なクラブが存在するということ自体本当は間違いなのです。例えばロングアイアンが苦手だとか、7番アイアンが上手く打てないなどといって、苦手なクラブを意識してはいないでしょうか。

ほとんど特定のクラブを使わないという人も少なくありませんが、それでいてラウンドではキャディバッグにしっかりそのクラブを入れているというケースがあるのです。

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実は、これは考え方が根本的に間違っているという状況と言えるのです。

それぞれのクラブがそれにふさわしい得意な範囲を持っています。

そうした範囲を備えているため、特定のの状況下でベストなクラブでもあるとも言えるのです。

それをみすみす使わないということは、自分の技術の中でベストの状態を迎えていないということに他なりません。

1本のクラブで距離を打ち分ける方法

上記のようなゴルフクラブの使い方をしていると苦手なクラブを避けて、他のクラブで代用することになるのでしょうが、これはあまりおススメできないやり方です。

クラブを短めに持ってハーフフショットすることも可能なのは確かですが、ゴルフプレーに慣れていないうちはどうしても小手先の手かげんでスイングしがちなことが増えるでしょう。

もちろん、まぐれでうまくいくこともあるでしょうが、体にそのやり方を覚えさせるのは難しいことも事実です。そして大抵はそれがミスショツトとなることに決まっているのです。

フルセットをそろえるべき

ゴルフを最初に覚えたての時期にはハーフセットのゴルフクラブからスタートする人が多いと思います。

通常のハーフセットの構成としては、ウッドはドライバーとスプーン、アイアンは5番、7番、9番、そしてサンドウェッジとパターの7本です。

言うまでもなく、このセットでも充分にゴルフプレーを楽しむことは可能ですし、好スコアを出すこともできないわけではありません。

しかし、可能であればフルセットをそろえてゴルフを覚えることをお勧めしたいところです。その理由として、ハーフセットでは特にアイアンで無理な使い分けをする状況が増えてくるためです。

アイアンクラブのイメージ2 安定したゴルフスイングも満足にできていないうちから、手かげんで打つハーフショットをしたり、力いっぱいのフルショットする羽目になったりすると、どうしてもハンデキャップの壁が越えるのが難しくなるわけです。

最低でもこのハ-フセットにショートウッドとピッチングウェッジを加えたいところです。そして本当のところは、14本のゴルフクラブの最大本数を揃えたいのが本音です。

よりベターなクラブを選択する意味からも、この道具の揃え方が間違いなく理想の状態なのです。

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