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アイアンショットの上達は
ゴルフスイング全体の技術を向上させます

ショートホールの攻略

ショートホールの攻略ではメンタルな要素を極力克服することがカギになります。まずは、ショートホールとはどんなものかについての説明をしておきましょう。

アイアンクラブのイメージ2 一般的なゴルフコ-スは、18ホールあり、アウトとインのそれぞれ9ホールから構成されています。

各ハ-フの内訳としてはパー5のロングホールが2、パー4のミドルホールが5、パー3のショートホールが2というものになっています。

これで合計36打となり、18ホ-ルにするとパー72というのが標準打数となります。つまり、これにはショートホールの合計打数が12打もある計算になるわけです。

この4つのショートホールのスコアをいかにまとめるかで結果に差が生じるとも言えます。

比較的距離は短いのですが、それになりに工夫が凝らされたレイアウトともなっていますから、メンタルの面でもコントロールが必要となります。

ティーアップの高さについて

アイアンクラブのイメージ5 本来、アイアンクラブのショットはセカンドショット以降となりますから芝草の上に置かれたボールを打つことが多いわけです。

ティーグランドから使用する場合でも、いたずらに高いティーアップにすれば、クラブヘッドはボールの下をくぐる危険性が高くなります。

これによってテンプラのミスにつながりショートするという心配があります。ティーアップの高さの目安は、フェアウェイに置かれている状態よりやや打ちやすくなる程度にとどめます。

つまり、軽く浮かす程度め高さにするべきであり、最大限打ちやすい状況を作ってやることがティーグランドでの心得となります。

ティーグランドの利用法

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本来、アイアンクラブのショットはセカンドショット以降となりますから芝草の上に置かれたボールを打つことが多いわけです。

ティーグランドから使用する場合でも、いたずらに高いティーアップにすれば、クラブヘッドはボールの下をくぐる危険性が高くなります。

これによってテンプラのミスにつながりショートするという心配があります。ティーアップの高さの目安は、フェアウェイに置かれている状態よりやや打ちやすくなる程度にとどめます。

つまり、軽く浮かす程度め高さにするべきであり、最大限打ちやすい状況を作ってやることがティーグランドでの心得となります。

ティーグランドの利用法

ティーグランドとして利用できるスペースは、前にある2つのティーマーカーを結ぶラインを基準にして各ティーマーカーから2クラブレングス後方までの間で囲まれるエリアになります。

アイアンクラブのイメージ4 このエリア内のどこを利用してもよいわけですが、注意が必要なのは、足場がフラットで地盤がしっかりした場所を選ぶことです。

また、ティーマーカーを結ぶラインがターゲット方向に対して真っすぐ向いているとは限りませんので、そのラインに合わせて単純にスクエアなセットアップをすることは正しくありません。

これによって、まったく見当違いの方向を向くことになってしまうこともあるのです。まずは、グリーン回りの状況をよく観察して、できる限り危険を避ける目標ラインを最初につかむことが大切です。

ゴルフコースにはこのようにプレーヤーを「錯覚」させる工夫があちらこちらに散りばめられているのです。

それから、危険なルートを避けられる場所を選んでティーショットに入るべきでしょう。ボールよりも前方の1mくらいのところに何か目印を見つけることができれば正しいセットアップがしやすくなると言えます。

見栄を張るのはミスの元

ティーグランドでありがちなのは、一緒にラウンドする仲間を意識して力み過ぎたスイングをしたり、カッコよく見せようとしていつの間にか無理なスイングをして大叩きしてしまうというケースが見られます。

アイアンクラブのイメージ1 さらに、飛距離が出るのを自慢したくて仲間より小さいクラブを意図的に使うアンダークラビングや安全ルートから転がすのをわざと避けて、リスクの高いハザード越えのショットを選ぶことなどもあるでしょう。

こうした見栄を張るショットは、決して上手い攻略法とはいえないことは言うまでもありません。ゴルフスイングのリズムをこわすことにも結びついてきてしまいます。

実力に合った番手選び

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実力以上のアンダークラビングを自慢するのは意味がありません。距離に見合う番手の選択をしなければいけないわけです。

フルスイングという言葉を誤解してはいけないのです。

フルスイングとはあくまでも体のバランスを保って状態で正しいスイングができる範囲のことを言います。

力一杯スイングするということは単なるギャンブルに過ぎません。自分の平均飛距離が出るスイングがフルスイングと理解しましょう。

その点から考えても、自分の打球の飛距離を把握しておく必要があるのは当然ですし、その上で距離に見合う正しい番手のクラブの選択をすべきです。

強風の日は仮想グリーンを狙う

風が強い日のゴルフプレーはやっかいなところがあります。上空に上がったボールはかなり風の影響を受けることになるからです。

向かい風の場合には、飛距離が伸び悩むばかりでなく、ボールに左右のスピンがかかっていると、フックやスライスの度合いが大きくなってしまうものです。

ショートホールのティーショットにも同じことが言えます。風の強さの程度にもよりますが、グリーン1つ分くらい平気で流されることがあります。

そんな場合、グリーンの回りの何らかの目印に目標を決めて打つことになります。イメージとして持つと良いのは、本来のグリーンの前後左右にもう1つの仮想グリーンがあると考えるのが良いでしょう。

フォローの風ならボールが飛びすぎるので、手前の仮想グリーンに小さめのクラブでショットするという方法をとりましょう。

逆に向かい風の場合は、距離が伸び悩むことを考慮して大きめのクラブで後方の仮想グリーンを狙うというわけです。

横方向の風の場合は、飛距離には関係しないので、クラブはそのままにして左右の仮想グリーンを狙うイメージにします。

低い球を打てるケ-ス

強風が吹いている状況では、その影響を受けにくいのは低い球筋です。強風ではティーアップを低くすることとボールをやや右寄りにセットして大きめのクラブで打つことを考えましょう。

しかし、これもグリーンの手前にハザードが存在せず、花道が開けているような状況に限定されます。ほとんどの場合、ショートホールはガードバンカーで囲まれています。

そのため、高い球で攻めるしかないケースの方が多くなるでしょう。そうした意味からでも、風を計算に加えたショットが打てるようになっておく必要があります。

谷越えや池越えのホール

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ティーグランドのすぐ前に谷や池があったりするショートホールも割と多いものです。このティーグランドでは、初心者ほどこれを意識しすぎる傾向があります。

高く舞い上がって距離の出ないテンプラになったり、ダフったりトップしたりしてチョロになるミスが増えてしまいがちです。

これはティーアップが高すぎすか、ボール上げようという意識が強すぎてクラブフェースを開きすぎてすくい打ちが原因でしょう。

これによってテンプラとなり、ボールの行方を早く目で追う行為のせいでヘッドアップするため、スイングにぶれが生まれてダフったりトップしたりして、ほんのわずかしかボールが飛ばずに谷や池に落とすことになるわけです。

谷や池をあまり意識しすぎずに、ハザードがないホールを攻略するような気分で、リラックスしたスイングを行うことが必要になります。

打ち下ろしのホール

アイアンクラブのイメージ6 ティーグランドが高く、グリーンが目線より低い打ち下ろしのショートホールの場合には、とりわけ初心者はヘッドアップやルックアップをしがちになります。

目標が近いので、早くボールの行方を見たいという欲求に逆らえずに、インパクトした直後には早くも顔を上げようとする人が少なくありません。

このボールを目で追う行為はミスの元であるのは当然のことです。特に打ち下ろしだからということを意識しないで、普段通りのゴルフスイングをする気持ちを持つようにしましょう。

以上のような点を踏まえた上でアイアンクラブをショートホールで活用することを意識するようにしましょう。

ショートホールになるほど、アイアンクラブの上手下手がスコアメイクに多大な影響を与えることを肝に銘じてください。

大叩きを避けるショートホール攻略

100切りを目指すレベルのゴルファーにとって、距離が短く、ショートアイアンで打てるショートホールは、確実にパーで上がりたいところだと思います。

でも実際には、ミスをしてダブルボギーやトリプルを叩いてしまうということもあるのではないかと思います。

距離のショートホールでは、ショートアイアンでは球がつかまりやすいため左方向へボール飛びやすいという傾向があります。

これは、自分の球筋がドロー系でもフェード系でも無関係です。つまり、それに合わせてどこを狙うべきかの設定が重要になります。

また、グリーン周りが難しかったりグリーンを外すとパーが獲りにくいという点にも注意する必要があります。

そのため、確実にパーを獲りたい場合は、ティョットをグリーンオンさせることを最優先に考えることがポイントになります。

ピンの位置に無関係にセンターを狙う

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先ほどの説明のとおり、ショートホールでは、確実に1オンさせることがパーのための絶対条件になります。

そのため、ピンがどの位置に切ってあっても、基本的にはグリーンのセンター狙いを考えるようにしましょう。

グリーンのセンターまでの距離を打つだけの意識を持つことが必要になりますし、そうなると多少距離が前後したとしても、グリーンを外す心配はありません。

ピンが手前になる場合、グリーンのセンターまでの距離を打つアイアンを選びますが、距離が中途半端な場合は、必ずピンをオーバーする番手を選ぶことが大切です。

弾道は、普段より少し高めを考えます。球が高くなることで、それだけ止まりやすい条件が整うので、考えていたより距離が出てピンから遠くなるという心配もなくなるからです。

イメージ的にはトップとフィニッシュが4対6というぐらいのスイングを目指してしていきましょう。

また2段グリーンでピンが手前に切ってある場合は、下の段の中央までの距離を目標にします。この場合も、少し高い弾道で打つことにより上の段まで飛びすぎてしまうミスを避けることができます。

ピンが奥にある場合も、基本的に狙いはグリーンのセンターとします。

グリーン奥には絶対に外したくない場面なので、ピンに届かせよう」と意識するのではなく、あくまでグリーンのセンターまでの距離を打つという感覚を持つことです。

ただし、この場合は低い弾道で普段よりもランの出る球筋で狙っていきましょう。

グリーンのセンターまで打つよりも1番手大きめのクラブを選択して、半インチ程度短くグリップすることでいつもより狭いスタンスで打ちます。

こうすれば、落ちてからランが出てグリーンオンしてからピンに近づいていく球になる確率が上がるわけです。

2段グリーンでピンが奥に切ってある場合は、上の段の中央までの距離を基準にしてアイアンクラブを選ぶことにします。

この場合も、1番手大きめのクラブで低い球筋を狙えば、手前の段に落ちるミスは少なくなるでしょう。

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